法華経の行者日蓮

2023年02月11日

最近、ニュースアプリで「ヤンキーと住職」の記事を見かけることが増えた。

以前にも見たことがあったけど、今回、書籍の販売が始まったから取り上げられているようだ。

作者は浄土真宗の方なので、本(漫画)は仏様に救ってもらうという立場で描かれている。

でも面白い。

何も考えずに面白かった、知識が増えたという読み方がいいのかもしれない。 

仏法の信仰をしているのに、救ってもらいたいと信心している人にはキケンな本でしょう。

仏法を信仰する者が、この本を読んで参考にしたり考えたりするときは、自分の立場に置き換える必要がある。

仏法の立場とは何か。

それは、「法華経の行者日蓮」ではなかろうかと。

この名乗りには、仏様に救ってもらおうという気はひとっつもないのでは。

死後の霊山浄土は期待しているかもしれないけれど。。

ここで思い出すのが、初代講頭の「正しい仏法によって自分の生き方がはっきりする。この生き方を以てやっていくのが大聖人の仏法だと気が付かなければならない」

仏教はあくまでも仏様が中心で、仏法は自分が主役になること。 

だと思います。

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むかーし、お世話になっている御僧侶が「宗祖は法然を批判したけれども同時代の親鸞や道元は批判してない」と仰っていました。その理由を探してみるのも面白いかも。

川澄勲氏の「大石寺法門」の開目抄の項には、「己心の弥陀」が出てきます。

開目抄の冒頭に「夫れ一切衆生の尊敬すべき者三あり所謂主師親これなり、又習学すべき物三あり、所謂儒外内これなり」とあります。儒外内をしっかり学びましょう。

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ヤンキーと住職 

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