本尊とは
2020年09月26日
信じる対象ですね。
日蓮正宗では、南無妙法蓮華経日蓮の曼荼羅、御本尊を採用します。必ず日蓮でないとダメです。日蓮大聖人が悟った世界は自分の命にも同じものがあるという意味です。最初に悟ったからこそ大聖人と申し上げます。日蓮の部分が他の名前だったり自分の名前だったりしたら由々しき事態です。どういう本尊をたもっているかは、その人の言動をみればわかります。勇ましいことをいったり、できそうもない立派なことをいってたりすると、眉に唾をつけてジーッとみていたらわかります。一緒になって、そうだそうだと煽っていたのではわからない。これを本尊に迷うといいます。本尊に迷えば迷子です。どこへも行けない。
ついでに、南無妙法蓮華経日蓮の世界を生きることを折伏といいます。 信心しよう信心しようと勧誘することではありません。
すべての存在を尊んでいこうとすれば優しくなければなりません。そして、優しくあるためには強くなければなりません。強さに裏打ちされた優しさこそが本当の優しさだと思います。