御本尊

2022年12月04日

日女御前御返事に

「この御本尊全く余所に求むることなかれ。ただ我ら衆生の法華経を持って南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におわしますなり。」

「この御本尊もただ信心の二字におさまれり。「信をもって入ることを得たり」とは、これなり。日蓮が弟子檀那等、「正直に方便を捨つ」「余経の一偈をも受けず」と無二に信ずる故によって、この御本尊の宝塔の中へ入るべきなり。」

とあります。

真筆は残ってないようですが、有名な御書です。

この御書が本物だとすると、本尊とは自分が信心によって胸中に建立するもの。

誰かに与えてもらう、ではない。

日蓮さんが胸中に建立した本尊を、自分の胸中にも同じものを建立する。

信心の二字によって可能だというのが日蓮さんの見解です。

全文を拝して、考えてみてください。

自分が考えていた本尊とは違うなあという結論に達するはずです。

達しなかったら日蓮さんの信仰とは違う信仰なんでしょう。

注:今回は大聖人よりも日蓮さんのほうがいいかなと思いました。

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