信心と生活

2021年03月14日

戒定恵の三学。世間、生活に仏教を取り入れること。「勤行してる?」「折伏してる?」「私は信心しているから」など、いかにも日蓮正宗でございますという姿は、隠れてしまう。そうではなくて、いつも穏やかな姿でいるのか。自分のことよりも人のことを心配しているのか。失敗してもあっけらかんとしているのか。執着はしない。痛い思いをしてもケラケラとしていられるのか。そして、口を開けたら御本尊様はありがたいね、と言っているのか。

南無妙法蓮華経は仏の智恵といわれている。困った困ったといわずに、困ったときは御本尊様に向かう。南無妙法蓮華経と題目をあげる。

生活がうまくいかないのは煩悩障に惑わされているから。南無妙法蓮華経と題目をあげて、刹那刹那に成道を遂げて一日を過ごす。楽しく過ごす。これが信心をしている者の姿。信心と生活は一体。信心は生活に溶け込んでしまう。柔和質直者の姿を見せる。

(2007年4月2日の初代講頭座談会を聞いて、自分なりに解釈した。)

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう