一、時の貫首為りと雖も
2023年04月01日
一、時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事
日興遺誡置文です。
この解釈には代表的なものが二つあります。
A.貫主であっても已義(義道の落居でない説)を主張するのであれば、その主張は用いてはならない。
B.貫主は、已義(義道の落居でない説)を主張する人を用いてはならない。
さて、どっちでしょう。
日蓮正宗はB.説ですね。
貫主エライ。間違いないからね。というわけです。
反日蓮正宗連合は、A.説です。
貫主だって人間さ。間違いはあるよ。
日興遺誡置文の前後の文を並べるとどちらが正しいか判断できると思います。
一、下劣の者為りと雖も我より智勝れたる者をば仰いで師匠とす可き事
一、時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事
一、衆議為りと雖も仏法に相違有らば貫首之を摧く可き事。
1.下劣な者でも師匠とすること
1.時の貫主でも用いないこと
1.衆議でも粉砕すること