タイムスリップ
2022年10月29日
ある日、目覚めたら見知らぬ世界でした。
状況からして、1279年(弘安2年)の熱原。
しかも、自分は神四郎。。
さて、あなたはどうやって退転しますか?
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退転などしない!という勇ましい人はおいといて。。
御僧侶の説によると、下人だから殺されるのは必定だろうと宗祖は予測していたと。
10月12日の伯耆殿等御返事(日興上人写本) には、「ただし、熱原の百姓等安堵せしめば」とあります。
このときにはまだ、三人衆は殺されてなかったと思います。
宗祖としては、退転させるわけにはいかないけれど、どうにか助かってほしいという胸の内が見えるのかなあと思います。
もうちょっと言うと、退転して命が助かってから、また復帰してもいいように思うけれど。。
そういうわけにはいかないんでしょうね。
上野殿御返事「をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ」
可延定業書「あらをしの命や、をしの命や」
どちらが真実か。
ケースバイケースなのか。
結論は出ません。