しもべのゆのついで
2022年10月30日
三沢抄ですね。
宗祖は、氏神のついでに参ったという内房尼や下部の湯のついでに参ったという多くの人を追い返した。
ひどいですね。
血も涙もない。
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理由はどうあれ、よく来たよく来たというのが世間の道理です。
しかし、自分が主になるのが仏法です。
客を迎える宗祖の立場ではよく来たよく来たですが。。
訪問するあなたの立場ではおかしいじゃないかと。
法華経は主君で氏神は所従だ。
家来のついでに主君に見参する奴がいるか。
というわけ。
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これと同じ間違いを犯しそうです。
信心したら願いがかなうとか。
誰かが願いをかなえてくれるものか。
願いをかなえるのは自分です。
気を付けませう。
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宗祖は氏神に参るのは謗法だとは仰っていませんね。
なぜでしょう。
考えてみてください。
私が考えるに、日蓮大聖人の信仰は、日興上人に始まるから。
日興上人なら謗法だと指摘したことでしょうよ。